奇抜で繊細な豆腐料理

カテゴリ : 
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執筆 : 
keian 2015-4-20 20:52
「揚げ出し豆腐」とメールをいただきました。
片栗粉にするか小麦粉にするかは初めて作ったときのイメージで決まるようです。片栗粉だと白っぽく揚がり、小麦粉だとカリッと揚がるような気がします。一番の違いは、出汁をはったときに、片栗粉だとトロンとしておいしいです。

あちこち聞いているうちに、現職岐阜県警のお巡りさんのレシピに出会いました。
なんと豆腐の水切りは、パックに切れ目を入れて流し台に打ち付けるのだそうです。飽くまで豆腐を潰さないように繊細にだそうですが、見事に水が切れるのだそうです。ボールに豆腐を切って入れ、出汁醤油を回しかけてから片栗粉をまぶすのだそうです。両方とも混ぜるだけで簡単、と教わりましたが、白に黒、また白、とパトカー色でなんか職業柄が出ていそうですね。揚げるのは、豆腐の高さの半分の油です。揚がってみると、片栗粉が出汁醤油のおかげで香ばしく、茶色になっています。

これはそのまま食べますが、味付けせずに片栗粉で揚げた場合は、大根おろしにおろしショウガを乗せて、出汁醤油を熱いお湯で割ってかけます。水で割らないところが繊細なところ。

また、から揚げ粉をまぶして揚げる人もいるそうです。
さらに面白いところでは、学校給食だと、すでに片栗粉がまぶされた状態の冷凍の揚げ出し豆腐があるのだとか。
揚げ出し豆腐もいろいろですね。

メールの主は、生シイタケとししとうも素揚げして添えたそうですが、おいしそうですね。シイタケの素揚げなんて油をいっぱい吸うのにと思ったら、実は、半乾きになっているシイタケだそうです。

ちなみに、豆腐を潰してしまった場合には、卵白と卵黄と分けて、豆腐も二つに分けて、それぞれに片栗粉を振り込んで、混ぜて、揚げてみてください。二つの繊細な違いと美味しさが楽しめると思いますよ。
 
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