握れば拳、開けば掌

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keian 2021-3-31 1:10
一度は作ってみたけど、まずくはなかったけど。
『けどけど』レシピ有り。

中国の湖南地方の料理ですが、鳩の挽き肉を竹筒に詰めて蒸します。
挽き肉から出るおいしい旨みが、竹の香りとあいまって名菜と言われています。
ボールに挽き肉を300g入れて、手でなめらかに混ぜこみます。スープ(水)を混ぜこみ、調味して、片栗粉小さじ2を水1/4Cでとき混ぜこみます。
調味は、今日は<創味のシャンタン>におまかせ。マニアックな方は、しょうが・あさつき・ごま油・干しシイタケのもどし汁etcを用意なさってね。
強火で10分蒸し、肉がまん中へよって、水分が分離しかけた頃をみはからって、湯1Cを脇からすべりこませて、さらに10分蒸します。

竹の節を利用して一人用の容器を使いますが、やっと知人に頼んで手に入った竹も、次回は手に入らなけば、まとめて大きな器で蒸します。
明治16年創業の両香堂さんは、柿のペーストに白双糖・糸寒天で、半割の竹に流しておられます。
ちなみに、水アメが入っていたという記憶があります。
お店はクローズ状態です。もう食べられないかも・・・・?
三代目夫人の福子さんは、お素人さんがいくら努力してもしきれないのは「仕入れ」と、ケイアンに教えて下さいましたが・・・・・。

レシピなんて握りつぶせば一子相伝、公開されれば競合店との切磋琢磨。
このブログも、作れば拳、食べていただければ掌、のつもりで書こうと思っています。
ケイアンはなぜか<小島よしお>が好きですが、グーチョキパーでなに作ろう♬♪なに作ろう♬♪
右手がグーで、左手がパー。
素人も玄人も、そんなの関係ねぇ~♪そんなの関係ねぇ~♪ オッパッピー

しゃりんだま

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keian 2021-3-27 11:02
たろさ(大正14年生まれ)のラストワードならぬエブリワードです。
小学1年生で東京へ連れて行ってもらったときの蒸気機関車のたくましさに(+_+)。
以来松尾家では、(>_<)死にものぐるいで事をなす時に、『車輪玉』と申します。

『キッシュ』の相談を受けました。
文章を書くときは、わかりやすく、カウンターでの実演は(>_<)『車輪玉や~』
アップルパイを冷凍パイシートで、『パイレックス』(耐熱ガラス製)で焼いたら、まん中がグニュグニュにはりついて、恥をかいたとのこと。
冷凍パイシートは『スグレモノ』ですが、『キッシュ』はおかずパイ。
折り込みパイほど浮かなくていいので、練り込みパイで作りましょう。
ф20㎝パイ皿のレシピ。
 強力粉 100g バター 50g 水 50cc
 バターが米粒大になるまでサラサラ~と指先でもみ込み、水を加えて箸でまとめます。
 『粉の足を切る』ために冷凍庫で15分。
 めん棒で、ф25㎝の円形に伸ばして、敷き込みます。
 パイレックスの皿は、食卓へそのまま移して映えるのが、アメリカン。
 まん中の火通りがわるいです。
前の仕事先には、お値打ちなブリキの皿でも、ステンレスの皿でも揃っています。よろしかったらご案内します。

キッシュはフランスのおかずパイ。
卵、牛乳、チーズは必須。フィリングはなんだってOK。
著名な料理研究家が、なんとお正月のお煮しめのリメイクレシピを紹介しておりました。
ベーコン 100g 玉ねぎ 100g なんでもいいので100g 
卵50gに牛乳100g、チーズ100gで、キッシュ・ロレーヌが完成。

冷凍パイシートにこだわるなら、
『ココット』といわれるф5㎝の陶製の容れ物の内側に、ベルト状に切って貼りつけます。
底には冷凍パイシートがないので、グニュグニュしません。
それでも(>_<)車輪玉になりたい人は、『キッシュ丼』はいかが?
バターで好みの具を炒め、とき卵50gと牛乳50ccを合わせて、丼用の小鍋で、チーズ100gをのせて、フタしてOK。
これを丼のご飯にのせて下さい。ちょっとジャンキーですが旨い。
(>_<)車輪玉でいても、とうふの水切りだけは忘れないでね。

キッシュはオードブルにもなるし、ランチにもなります。
盛りつけは、関西でいう『つきだし』、関東でいう『お通し』を目指します。
楕円形の器に2点を盛ったら、ひものないブラジャーのイメージになっちゃう?
ココットをまん中に置き、両脇をととのえます。
たとえば、白和え・キッシュ・ごまとうふ。

(>_<)車輪玉で忙しくても、親子4代の<とうふ屋>を誇り、ニコーッと笑います。
子供をしかるな 来た道じゃ
親笑うな 行く道じゃ
私は年々<たろさ>に似てきたわ(*_*)

今日の後に今日はなし

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keian 2021-3-8 22:20
『城下町に銘菓あり』
『とうふ屋に、年令と目方が同じのデブあり』

岐阜には、裁判所に申立て、本名から<牧野右衛門>の名を継いでいる店あり。
<長崎屋本店>享保5年(1720年)から現在15代目です。
『みそ松風』のみそは、本町4丁目の貝崎さんでしたが、今はどうなっているのかしら。
『みそ松風』と『松風』と二品ですが、なぜか両方とも、まぁ~るくにしか焼けないとのことで、切り出しも売っていただけますが・・・・・・・
気さくな人柄なのですが・・・・・・・・・・・・・・
どうも切り出しだけでは、よう買わんわ。
『どこどこの人のご進物』のお使いを、さいさん、とくさんに頼まれると、喜んで走って行きます。
『みそ松風』1本500円ですが、切り出しは250円。
カステラと同じで、端っこ(紙の付いているところ)は、甘くて香ばしくて美味しい。

それから、京都は『なんでも、おたかくぶって、たけぇ~』なかで、<松屋常盤>承応3年(1654年)創業、現在17代目の『みそ松風』1本800円(予約のみ))
ここの一番の能書きは、歴代天皇のお好みです。
まぁ~ねぇ~天皇は日本の象徴ですが、近いご親族の交際相手のお母さまは、ケイアンに言わせると、(>_<)わり~人。金は借りたか、もらったかを、はっきりせんで、おまけに、一流好みなんて(>_<)たぁ~け。

(*_*)デブダ~ッ ついでに笑ってね。
ケイアンが芋けんぴの次に好きなモノは『奏天』という名前だと最近知りました。
かりんとうみたいな小さな粒々が集まって、くるりと砂糖衣で巻いてあって、2㎝くらいで、セロファン紙のアメ結びで袋に入ってます。
文化5年(1808年)姫路藩の河合さん(家老)が、南蛮菓子を学びに人を遣って財政改革。
今なら、町おこし、村おこし、『道の駅』で売りますってことかしらん。
油で揚げて、砂糖で巻いてなんて、大好きなケイアンは、まるで自殺ならぬ自滅行為かよ(>_<)
姫路のかりんとうは、腰のあるうどんのように、しっかりこねて、ねじって、四度揚げです。
関東のように、軽い歯ざわりでなく、よう噛んで食べるから、ちぃ~とは少しで腹ふくれるかしらん(>_<)

カウンター料理教室はじめました。料理コースともで2,200円です。
第1回は『ほたてのムスリーヌ』
 ほたてを白ワイン少々でプレゼ、美味しい煮汁をホワイトソースに戻します。
コクを出すために、卵黄を加えますが、フツフツ煮立つところは、シュークリームを作っているようなワクワク感があります。
第2回は『牛の赤ワイン煮』
 ケイアンはサーロインやヒレよりリブロースが好きなので、こちらを使いますが、どこの部位でもOK。加える水分の量の半分を赤ワインにします。
どちらも、絹ごし豆腐を2㎝角に切って、湯せんで温めて(レンジでもOK)皿に盛りつけます。
2品とも、たいそうな名前をつけていますが、コツを押さえれば誰でも作れます。
スパイスは粒胡椒を必ず挽いて、ハーブはローリエを庭から摘んできます。
レシピも差し上げます。お友達にコピーを差し上げてもOK。
ただ、毎日ガルニチュールを旬のモノにしますから、レシピは変わります。
『今日の後に今日はなし』
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
URL : http://www.k-an.jp
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