なぶる!

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2017-4-26 21:04
日本語であって、英語のように、単語で覚えるのが方言です。

岐阜県にあって、《なぶる》は《さわる》こと。《ねぶる》は《なめる》こと。
料理の世界にあっては、山菜がこれにあたりますが、やっぱり天然ものは、栽培ものとちがって、なぶれば手がまっ黒に、ねぶれば口がいがいがします。
なぶるには、ゆでてから皮をむく《ふき》
ねぶるには、よく洗い流す《たけのこ》

下ごしらえが大切なものほど愛おしくて、いただきものなど、全ての家事をほりだして、すぐにかかります。

成長が早く、旬日、十日で竹になるから、《筍》
冬の筍は京都が有名ですが、実際に出回るのは、鹿児島や福岡、徳島が三倍の生産量です。わが岐阜の筍は格別に美味しいです。
漢和辞典の筍は《ひとまわり》の意味で、竹の皮がぐるりと巻いている様子に由来すると、目で覚えました。

今の仕事先には、<竹の皮>ってあつかっているかしらん?
皮に防腐作用があって、おにぎりなどをつつんでいるのをみても、皮をかわかしたことはありません。もっぱら食べるだけです。
ねぶりたくなるほど、美味しいのは、筍の白いブツブツ《シュウ酸》を《竹串》を使って、流水で、丁寧にとることです。わかめと炊くのは、筍のクエン酸ナトリウムが、わかめの《アルギン酸》をとかすからです。

 これだけを覚えていれば、味の組み合わせはカンタン。
油揚げと、雑魚と、味噌と、豚肉と、米と、なんでも美味しくなります。
あれとの組み合わせを提案の方は、メールをくださいませ。
実際的なレシピを送信します。
 
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