ひとから

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keian 2010-2-19 15:20
ごめんなさい。
一昨日から、こうちゃんのことから、考えがまとまらなくて、
私一人の力では、どうにもならなくて、
大江健太郎さん、増田光子さん、そして、山岡信興さんに、電話をかけました。
大江健太郎さんは、29年まえにご縁があったかたですが、何年も音信不通でしたし、
お二人は、全く見ず知らずの方です。
私は、ただ、一生懸命に話しただけです。
中日新聞 2月17日付けに、こんな言葉が載っておりました。
文法的には、人に育てられるが正しいのですが、
<に>では受け身の動作を感じます。
人から嫌われるとはいいますが、人から育てられるは、いい言葉だと思いませんか?

こうちゃんにかかわることによって、育てられていると思えてなりません。
私の望みは、とうふ屋桂庵を続けることです。
それは、どんなかたちでもいいのです。
昨日も、お客様から電話が入りました。
ネットで調べたけど、ランチはありますか?何が出ますか?と
その都度、
昼も夜も同じです。コースで2000円からです。御予約のみです。とお答えします。
大概のお客様はひきます。岐阜のような土地柄では、このご時世ではありえない店なのですから。それでも、御予約いただきますと、どなたも、御満足いただけます。
メニューは、おまかせですが、常にサプライズを考えております。
ただ、どうも、言葉がたらないようです。
こうちゃんのことで、一生懸命になった気持ちを忘れてはいけません。
最後に、お電話をお待ち申し上げております。というべきでした。
言葉も人から育てられるのや。
本当は、私が、こわくて、よう、いわんかったんや。

また、今日は、6時に 2月11日ブログのかっこいい大岡裁きの男性とお会いします。
今日は、彼の誕生日ですので、プレゼントをもらっていただきます。品選びが楽しかったですよ。主婦のことを書く日でしたが、大きな声では言えませんが、主婦業を忘れるほど、人とのかかわりは楽しいです。店を持ってよかった。

かがみ

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keian 2010-2-17 11:28
下内屋さんに、売っているかな?
鏡について、書きます。

料理の盛り付けが決まらないときに、鏡に映してみます。
それだけのことですが、気がつくことがあります。
天ぷらを例にとってみますが、
大皿盛りのときは、土台を置いて、メインを重ねます。
手前にとめとなるあしらいを添えるとまとまります。
一人盛りのときは、逆に土台になるものを、小さく切って、ぐっと高さを出します。
皿半分のつもりで、紙を敷きます。これだけで、華やかになります。

鏡の効用は、風水にあり。
鏡を玄関の左に飾っておきますと、運気が上昇。
左は、青龍位と呼び、、鏡を吉方に置くと、良い運を照らす。つまり映しだしてくれるそうですが、なるほど、そのとおりです。いいことを呼び込むためには、発想の転換と頭だけで理解していてはダメです。やれそうなことを探し、やってみることです。
鏡は買ってもいいですが、家の中を探して、ああ、こんなところにあったと見つけることが、吉方のはじまりです。

鏡がくもっていることが好きなひとはいないでしょう。
みつけて、ぴかぴかに磨きましょう。
元手はいりません。

右に置くと、運気が下がるそうです。
私は、よく、右と左を間違えています。
お客様になったつもりで、玄関を入ってみることだと、鏡が教えてくれました。
いろいろ、家庭の事情、店の事情で、思うような間取りにできていません。
階段や、トイレの横に観葉植物を置くのはそのためです。
だけど、観葉植物の世話って、なにするんでしょう?

たたきを水拭きするにかぎります。桂庵では、敷き瓦を菱に張ってあります。
とても、目立つので心をこめて、拭きあげています。水を打ったときに、黒々と鏡のように輝いてくれると、私の心が引き締まってきます。これも、鏡の効用かな?
ところで、毎朝、よし子のところで、書の手習いをしてきますが、心という字が、一番むつかしいです。墨をするのも、いらいらとすっていると、斜めにへっていきます。

koutyann

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keian 2010-2-16 19:12
こうちゃんとあいました。
こうちゃんと初めてあったのは、よし子の店で、9月12日だったと思います。
よし子の息子の公判の日が9月16日でしたが、この日だけは、よし子を連れて、松尾神社に参るべく、明け方の3時に、自転車ではなく、車で、店に寄ったのです。
偶然に、どーっと、お客様がはいってみえました。それ以前から、松尾神社には、お参りをしていました。今日で198日です。途中から、よし子の代参を引き受けていたのですが、、、。神様との約束は、私の都合です。そのときに、よし子の代わりということで、助手席に乗ってくれたのが、こうちゃんです。こじつけですが、彼の娘さんの誕生日でした。
なぜなら、よし子たちの業界は、一日の単位というか、おはようの時間が違います。
 
また、今日はエディーズやビビのボーイさんと、立ち話をしていて、気がつきましたが、
ひとの入れ替えが激しい職場では、倍のスピードで1年を計算するみたいです。
人の消息なんて、2年前に働いていたのが4年前と言われたように感じました。

よし子の店に毎朝,とうふを買ってもらいだしたのは、売上日報によると、9月22日からです。
こうちゃんに、
100えんでは、勘定あってない、それなのに、続けているのは?と聞かれて、
1年間は続けてみたい、そしたら、なにか見えてくるかもしれん。それが結果や。
と答えました。
それなら、何日で終わる。何日目と言えなあかん。
と、淡々と言われました。ここが、私がこうちゃんを大好きなところです。

あんたは、ファイトは男にも負けん。だけどハングリー精神がないで、カネをださん。と、当時の配偶者には言われたのですが、、、
アスリートでも、自然体で結果を出す人は、淡々としています。公言して鼓舞するよりも、
いいな。ましてや、私は料理屋です。気を使わせているとわかった時点で失格です。
無理なく、お客様に喜んでいただくには、自分を変えたいです。日を読むことかな?

ながす

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keian 2010-2-15 13:46
FAXがこわれた。
と、思ってアタフタしました。
修理はたいへん。それよりも、安いのを買うべき。

お金の不安はつきものですが、どうも、保守管理費を考えると億劫です。
仕事の優先順位を考えて、仕入先に電話でお願いすることのみです。
相手は、企業なので、今日一日限りのお願いです。
なんとかしなくちゃと、憂鬱な気分になっていました。

仲の良い若いひとに連絡がつき、名古屋駅まで、偶然にも来ているからと寄ってくれました。
食洗機とおなじ、説明書にも書かれていないことが原因でした。
食洗機は、蛇口が閉じていただけでしたし、FAXは、コードの束ね過ぎでした。
それいぜんには、PCのコードが外れていただけでした。
年をとるって、こういうことなんやなと、実感です。
松尾さいさんが、眼鏡をはめて、失えたと探すことを、笑っていられません。
若い人とおおいにつきあいましょう。
美味しいものを御馳走するくらい、わけないことや。

それから、気分を変えるには、オシャレをすることや。若い人に、これも教えられました。
もったいないは、抜けきれませんが、靴下ひとつでも、新調したら、はきごごちのいいことこのうえないわ。5足で598円。<しまむら>で買ってきました。
お客様をお迎えする以上は、自分が楽しい気分になることです。
料理って、出るんですね。
単純といえば、単純ですが、こんなことで、楽しくなるなんて特技かな?
今日のお客様は、はじめは苦手と思っていましたが、食事がすすむにつれて、
私が嬉しくなるようなことを言ってくださいました。
私は、御主人に感謝しなさいといわれるのが苦でしたが、このお客様は逆のことを言ってくださったのです。

料理屋を選んでよかった。幸せです。
そして、気持ちよく送信できるようになったFAXを使いながら、<流していくことや>と教えられました。
今日のことは今日のこと。
覚えていても、それは私だけかもしれないもん。どんどん流していけばいい。

おりばこ

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keian 2010-2-14 12:32
一茂くんから、折箱について相談を受けました。
彼は、陶器でつくってみたいと言いますが、今度ばかりは絶対的にNOです。
折箱は、お土産ですので、繰り返しということありません。持ち帰って、本来は、そこで、役目を終えます。もし、洗って、とっておくとすれば、
別の所に、持っていくときで、その別の所は、内内です。
もったいないのドギーバッグ運動とは、立場が違ってきます。
店から、お客様へ用意させていただくものであります。
私の師は、糖尿学会の会合についた食事の豪華さにびっくり、ざっと、品数、カロリーを
計算して、食べきれない分を、バッグから、ジップロックコンテナー角小、ふたを閉めた状態で中身は250mlにつめて持ち帰り、自己責任で温めて食べたそうです。
糖尿病の学会ですら、食べきれないくらいでないと、外食はなりたたないのかもしれませんし、家族に見せたいということもありましょうか?
食べられるものを捨ててはいけません。
おおいに持ち帰りを推進しましょう。
ただ、折箱の値段をどうしましょう?
店としては、折箱に詰めさせていただく以上は器です。
盛りつけを考えます。
少しづつの持ち帰りの食材なら、仕切りがいります。
これを、アルミ箔のものをつかいすぎると、冷たくなりすぎます。せいぜい2個までです。
ハランや、笹の葉などで仕切ってさまになるのは、やはり、昔からある杉折です。
ただ、これは、買いにくいのです。個人的に知っている店でも、単位が多いのです。
10個単位で、いろいろなサイズを無地柄で、汁気がにじまない加工をしたものが手に入ればいいのですが、
こと、岐阜においては難しそうです。
餃子の持ち帰りを頼んだ時のある店は、、原価10円の箱を50円とメニュー表にもあげていました。
モノを大切にし、正しいことの思いこみだけにとらわれてはいけません。茶の湯の見立ての精神からすれば、箱代を原価だけいただくなら、一茂くんの発想はおもしろいです。

ちくぜんに

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keian 2010-2-13 12:36
私は、主婦ですが、主婦の料理は一番美味しいと思っています。
ただ、主婦の料理には、説明が要ることが難点かな?
料理屋をさせていただくと、こちらからの説明は、どうかするとお客様の気分をそこねることがあります。美味しく食べていただくためには、黙って出すことを、やっと覚えました。

そんな気持ちでいたら、笠松の方から、筑前煮を食べて欲しいと電話をいただきました。
旧知の方です。管理栄養士の資格をお持ちです。
暮らしの手帳、2008年春号の記事をみて、一日がかりで作ったそうです。
記事は、仲良しの田村隆氏です。彼とは、昨日のケータイで<今、沖縄や>と元気な声を確認したところですから、飛んで行きました。

筑前煮をいただく前に、説明と質問を受けました。
主婦は、一生懸命なんですね。材料の揃え方から、レシピの読み取り方、全てにおいて、
かっての私とおなじです。私も、こうやって、プロに育てていただいたんやなと、誰にでも頭を下げたくなりました。

ただ、気になったことが、ひとつあるとすれば、不満を記事のせいにするところです。

何度も煮ては冷ますを繰り返したら、ブロッコリーが、ぐぢゃぐちゃになったとか、
人参だけは、かたかったとか、
すべて、この通りにしたのにとすることです。
みて、食べる前にわかりました。
下ゆでの段階です。ブロッコリーはかためにゆでましょう。そして、煮しめていくときに
鍋の一番上に配置しましょう。
人参は、もうすこしだけ、やわらかくゆでましょう。煮しめていくときに真ん中ぐらいに配置しましょう。
プロにとっては、かんで含めるような説明でも、編集者が間にはいると、ひとりあるきすることもあるわけです。編集者は文章の流れを重視しますから、、

それにつけても、素材が味を決めるとはこのこと。
マドレーヌもいただきましたが、美味しかったですよ。
御子息の白菜と豚バラ肉のミルフィーユの料理の話も聞けましたので、本当に御馳走さまでした。

マゼラン

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keian 2010-2-11 16:41
今日は、いい話を聞きました。
ジャンボは190センチの大男ですが、結構、繊細でして、どうも、職場の雇用の不安から、ちょっと、面倒なことにまきこまれたみたいです。私は後から聞いたことの憶測ですから、信用ないことを書きます。ジャンボを救ってくれた方は、店のお客様ではなく、
ただの顔見知りの方です。初めてお会いしましたが、私は、チョコレートを近くの赤ローソンに走って買いに行きました。もちろん、お好みをブラックとお尋ねしてからです。
警察や難しい方<今はコンサルタント>の間にわって入られました。被害者も加害者もいなくなったことで、大岡裁きもかくやと納得させられました。新聞の社会面に載る前に、この方が、双方を和解させておられるのでしょうか?
ジャンボには、150センチの私が、<あんたはリーチが長いのだから、絶対に手をだしたら、損>、帰って寝ることやと話したところです。
かなり、酔っぱらっていましたから、冷たい雨の中を、酔いがさめるまでは引いていきなさいと、犬山まで、原付で帰る彼を見送りました。
私の店ではありませんが、つい、洋一や隊長、若い人とともに長居をして、よし子の処から帰ってきたら、なんと昼ごはんのまわしの時間でした。

2月3日付けのブログ<まぜ卵>の話です。
岐阜駅のアクティブGの3Fにある岐阜匠という県のお店で買ってきました。
さすが、お役所は違う。注文をした際に<確認をとります>と言われて、自分のモノ言いに反省はしても、矯正ができない私でも吃驚しました。相手に警戒されないように、やっぱり、長靴と割烹着はやめたほうがいいかなと思いました。難儀しただけに、この道具は
愛着仕様になるでしょう。箸2本でかき混ぜればよさそうなところを、他県の依頼で、あえて創ってみせるなんて、さすが岐阜県や。
<まぜ卵>を見たい方は、ご連絡を下さいね。
炊き立てご飯と美味しい卵で、一緒に食べましょう。ケーキを焼きましょう。

ぶんそうおう

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keian 2010-2-10 14:17
ごめんなさい。
昨日のブログで、<荷車の歌>ですが、山崎豊子氏とかきましたが、山城巴氏であります。
私は、<花のれん>昭和33年直木賞も大好きなので、<山崎豊子自作を語る3巻>を
積み上げてごちゃくちゃに読んでいましたので間違えました。
よく、3足のわらじをはいて、毎日ブログがかけますね。とお声をかけていただきますが、
単に、本の読み方が横着なだけです。できるだけ、資料を揃えて書くつもりですが、こんな失敗もあります。
自分の生き方もですが、失敗しないために、
<客観力>も必要ですね。木村政雄氏が客観力という本をだしておりますので、よかったら読んでください。
私も、不景気風にまけないように、走り続けていますが、
<花のれん>の主人公の言葉でいうと、独楽でして、走り続けていないと怖いのです。
立ち止まったら、2度と走られない気がするからですが、あまり、頑張りすぎると、主観的になって、周囲が見えなくなるみたいです。空気を感じても、ひけなくなるといっていいかな?結局、頑張りすぎて苦しむのは私ですから、、と、いうのは、私は有言実行をモットーにしてきましたが、約束をこちらが覚えていても相手が忘れていることがあります。
ビジネスは契約ですから、確認と責任がつきものですが、好意ですることは、どうもちぐはぐで、お礼をいわれても変なことがあります。さらりと流せる友人が羨ましいのですが、
できません。
ここのところは、分相応の働きをこなしたほうがいいかもしれません。

明日が主婦のことを書く日でしたが、分相応ということで思い当たることがありますので
書きます。
大阪の主婦は、御寮人はんとお家はんとに分かれます。嫁と姑みたいですが、明確に役割分担をして、家を盛りたてていきます。家というのが、多くは暖簾をつぐ家業であるから、
今、あてはまらないかもしれませんが、大阪に限らなくて、洗濯はしても干すのは別とか、とりこむのは別とききました。

正木豆腐屋

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keian 2010-2-9 13:01
このところ、出会う人が、<松尾太郎くんは元気?>とお気づかいをくださいます。
本当のところは、100%の元気ではないのです。さりとて、ご心配をおかけしてはいけません。<生きてます>とユーモアたっぷりに答えることにしています。そして、昨年の廃業にあたり、必ずしも親切から、聞いてくださる方ばかりではないと感じたからです。やっと、私も空気を読むことができるようになったかな?
もっとも、空気を感じても、自分を通していただけなのかな?
いろいろな方がみえますから、世の中は面白いのでしょうね。もっとも、いきなり怒り出す方もみえますから、不愉快から自分を守るためには、黙っていることも有りかな?
被害者と思えない悪い奴もいれば、加害者と思えない良い奴がいるのが、世の中の習いだそうです。中署のお巡りさんに教わりました。

というところで変換。
松尾太郎くんのコメントが中日新聞1月31日載っていますので紹介します。

忠節橋から北に約2・4キロ。ショッピングセンター<マーサ21>を超えたところに、
気になる交差点の標識がある。
<正木豆腐屋>。
周囲を見渡す限り。豆腐屋はない。なぜ<豆腐屋>なのか。訪ね歩いてみた。

記事を書かれたのは森村陽子さんとおっしゃいます。
理知的で真面目な方でした。

戦前に豆腐屋は市内に90軒ありましたが、
地名に豆腐屋は残っていても、その地には豆腐屋はありませんでした。
特に正木が豆腐作りに適しているわけではありませんが、岐阜は長良川の伏流水のおかげでうまい豆腐ができます。正木地区は、長良川の改修工事が完了する昭和39年まで、水害に見舞われたところです。このころまでは、豆腐の値段と風呂屋の値段はおなじとされていましたから、豆腐は御馳走です。山崎豊子氏の荷車の歌にも、農村の風景とともに、豆腐へのあこがれが描かれています。
なによりも、水が出て柔らかいから豆腐なんて、素晴らしいネーミングだと思いませんか?

つけものステーキ

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keian 2010-2-8 10:58
桜前線が例年よりも3日早いと、民間気象会社が発表しとニュースをきいて、?。
気象庁の発表ではないのです。
<世の中は進む>というのが、松尾とくさんの口癖ですが、民間に敬意を示したかに、気象庁は、今年からとりやめるそうです。岐阜は3月26日です。例年、法華寺のお花見は4月1日ですが、今年はどうなるかな?
お弁当の注文をいただいておりますので、私も身の引き締まる思いでおります。

と、いっても、飛騨高山は別。
寒くて、お雛様が3月3日ではなくて4月3日です。梅も桃も桜も一度に咲く感じで、それが、春の高山祭の力になっています。
もう、30年近く前に冬の高山を訪れたときに、雪の上に蓆を敷いて、漬物を売っているおばあさんを思い出しました。陣屋前の朝市だったと思います。最後のひとつを、恥ずかしそうにおまけしてくれました。
発酵して、膨れかけている漬物ですが、今と違って、添加したアミノ酸のうまみではなく、
塩づけの乳酸菌のうまみです。びりびりして、酸っぱいですが、唐辛子としょうゆでもっとうまいのです。これを絞って、刻んで、油いためして、卵をポンとはりこむとうまいと小さな声で教えてくれました。
いまでこそ、漬物ステーキと名物になりましたが、当時はそんなものだったんです。
私の漬物ステーキも進化してきました。
今日は、うのみっちゃんに、口伝付きで材料をプレゼント。2月20日が予定日の彼女とのつきあいも、23年になるかな?長女のお友達ですが、里帰りする度に寄ってくれます。

ポイントは、卵の入れ方です。ぐんちゃんは卵をいれてから、箸をいれすぎました。試食させてもらいましたが、うまくても満足感がないのがキズ。
卵1個にマヨネーズ大さじ1加え、さーっと流しいれたら、予熱でまとめることです。かきまぜないこと。うすくちしょうゆをひとたらしで、にごり酒の最高の肴になります。にごり酒1にラムネ3で割ったら、勤労意欲まんまんの美味しさ。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
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