きういものがたり

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-12-5 12:21
名付け親は、RIEさんです。
キーウイのおいしい食べ方です。
キーウイは、ニュージーランド産かと思いきや、実は、むしろ冷涼な気候の土地でよくとれる果物らしいです。
原産地は、中国の揚子江沿岸でニュージーランドに持ち込まれたときに、足は速いが羽がなく飛べない珍鳥、キーウイに似ていたので名付けられたという説もあります。
私は、珍しい果物と、松尾太郎くんに11歳の時に食べさせてもらいました。
主産地は宮崎、甲府というデータがありますが、岐阜でも安くたくさん出まわりますが、りんごと一緒に袋に入れておくと甘くなるといわれて買っても、甘くなった覚えがありません。畑に植えておくと、どんどんなるからでしょうか?下さる方もあって、随分ファイトをかきたてられました。
またたび科の落葉つる植物ですから、サルナシ、コクワという、野生種と同じかなと
甘露煮にしても、色があせてつまりません。

失敗を山ほどつくり、お砂糖の減り方の異常さを嘆いていたころ、村上祥子氏のクラスレシピにめぐりあいました。どうしても、クラスに参加したくて、阪神大震災の年でしたが、
往復夜行バスで九州にいくと企てました。当時単身赴任の配偶者が一番の被害者です。
 
そのレシピを書きます。
キーウイ10個分の皮をむき、二つ割り。
すぐにレモン一個分の絞り汁をいれた水ですすぎます。
砂糖と水を煮立てシロップを作ります。すぐに火を止め、キーウイをいれます。これで60度になります。レモン一個分の絞り汁とブランデーを加えて、一晩おきます。

レモン2個分とブランチングといわれる処理のしかたが、キーウイのタンパク質分解酵素の働きを抑えることなく美味しさに変換します。
瞬間的な熱処理は、懐石の達人のささみの湯引きの技とおなじと、縁があって気がつきました。アルカリイオン水でキーウイをすすいでもいいですが、私は、このレモンを2個買うことに苦労したので、拉門煮とさせていただいております。
 
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