さより

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ブログ
執筆 : 
keian 2009-9-12 8:03
さよりは、針魚と書きます。
上の娘の名が千衣里ですが、ちえりをさよりと呼んだ先生が一人おみえです。
ひらがなと漢字のイメージは、合体しにくいものでしょうか?
私は、世話焼き桂庵、月桂樹で、ちょっとええおとこに弱いところが、ぴったしとのぶちゃんはいってくれますが、そのとおりなので反撃できません。
 さよりは、下あごがくちばし状に伸びてはいますが、すらりとして、青銀色で、下方が透明で、なんとも可愛い魚です。普通は40cmくらいあります。
私は、刺身で食べるのが一番だと思っています。
木の葉造りというのが、食べやすくていいです。ある料理屋さんで、13年くらい前に食べて感激して、毎日通い、とうとう教えてもらいました。私の宝です。
 今日はお客様に<釣り果>だといってお土産を頂戴しました。
さよりが、650グラムで50尾でした。
いくらなんでも、刺身は無理かと残念。産地では、しょうゆに漬けてから揚げにするとのこと。なるほど、これだけ小さければ、しょうゆの塩分で身をひきしめるわけですね。
とうふ屋がとうふの食べ方を知っているように、漁師のカミさんは、魚の食べ方をよく知っておられます。
可愛い魚を、じっとみていたら、こうして食べてくださいと教えてくれました。
 フランスのブロバンス地方に<サルタニヤード>という料理があります。
1985年に初めて、村上祥子氏にお会いした時に、教わった料理です。
当時は、北九州市で、1時間で10品、デモンストレーションのみという教室を開いておられました。実習の教室しか知りませんでしたので、ものすんごく新鮮でした。ブルジョワを感じたのです。サルタニヤードは、小魚を開いて、たっぷりのオリーブ油で焼きますが、別名、月見焼きのごとく、フライパンいっぱいに並べて、まーるくおおきく焼きます。
当時のレシピは、にんにくとパセリ、レモン汁がアクセントでしたが、今日は、リーペリンソースに近いもので、下ごしらえをしました。
 
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