不思議な手袋

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-8-12 9:51
不思議な手袋があります。
サトイモをこれで洗って皮をむくのだそうです。
まず、その一枚岩のようなごっついゴムの見かけにびっくりしました。
やながせは、全国のシャッター通りの例にもれずに、店舗の空きがめだちます。私は昭和33年の生まれですが、<やながせにつれってもらう>という親の言葉で、とうふ屋の手伝いをしたものです。。それだけ魅力的なところだったのですよ。それが、商業環境の激変、個人消費の低迷、後継者がおらん。また、新しくお店を持とうとしても、商店会の町内会費が負担になり
なかなかたいへんです。私のやながせの店は、下内屋さんの裏道にありましたが、一カ月500円でしたので、何とかなったんだと思います。
 先代からのお店を維持しておられるところは、
 1、発想
 2、行動力
 3、組織力
 4、指導者
これがあって、一枚岩のような気がします。
まだ、値段は未定とのことですが、英子さんに脱帽です。
サトイモは、美味しいものほど皮をむくとき、手がかゆくなりますが、
手をぬくと、身が少なくなって損です。サトイモの煮ころがしは、
お袋の味の定番ですが、この不思議な手袋の味になる日もありなん。
皮をむかなきゃつくれん。食べれんのですから、、、
 サトイモのぬめりはムチンといって、胃腸の粘膜の形成、老化防止の
薬効があります。地方によっては、すりおろして、打ち身や捻挫の湿布に使います。
 サトイモの品種は120あるそうですが、こってりした煮物には、
粘質の石川芋がよく、粉質の赤芽芋や、セレベスいも、えびいもは
薄味の含め煮にむいています。
とうふ屋桂庵の定番、<えびいものたいたん>もおかげさまで好評です。
 岐阜市の北西の木田に嫁いだ幼馴染が、小学校で<芋汁>という行事があったといっていましたが、山形県のいも煮と関係あるかしらん。
 
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