おしょらいさん

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ブログ
執筆 : 
keian 2009-7-14 7:38
お盆
松尾家は、日蓮宗です。お寺は法華寺です。
7月のお盆で、お精霊さんといってます。
13日のおむかえだんごに、お茶とうから、
15日のおくりだんごまで、
朝昼夕とお膳をつくってお供えします。
私の10歳のころまでぐらいは、これに10時と3時のおこびるまでつきました。
正面のお膳が2組と、ご先祖さんが10人それにお供といわれるお膳なしもいれて、ままごとのような器で、13膳分を作ります。
次をお供えするまでは、下げないでおくのですから飾りですが、これもあとから必ず食べなくてはなりません。お客様をお迎えするような、感謝の心で作ります。
新しい材料で、手を抜かないことです。
精進ですから、なまぐさをさけます。野菜ととうふ、蒟蒻、麩が中心になります。
そんななかで、赤飯とぼたもちは、くばりものにもします。
松尾家が、とうふ屋になる前は米屋だったからかもしれません。
毎年のことながら、また決まった物を作りながらも、今年の無事を感謝する思いが
供養になるのかもしれません。
松尾さいさんや、松尾とくさんの子供のころは、学校すら休まさせられて、てつだったのですから、感謝をこえて、つとめだったのかもしれません。
私は、限られた材料、手段でつくる料理の修業と思い、作ってきました。
だから、感謝です。
お精霊さんのいわれは、
平安時代におののたかむらというあの世とこの世を行ったり来たりする神通力の持ち主に
由来します。だれでも先祖があって、自分があるのですから、迷ったときに、教えてもらいたいのです。決めるのは自分ですが、決める心を育ててほしいのです。
そして、15日の夜には、花や供物をのせてふねを流すのですが、、、
これも、年々減ってきます。川がよごれるということで、時代の流れです。
船頭さんがいて、川のまんなかまで行き、流したことなどは伝説になるでしょう。
されど、来年もまたきてくださいねと願っています。
 
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