うえからも、したからも、とらのこわたし

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-12-13 8:59
虎は、竹林の王者というくらいですが、
<人用の竹には事を欠かさずして、虎の棲まざる国ぞ目出度き>という狂歌があります。
虎は昔から、神秘なものとされ、ゆえに恐ろしいものとされていました。
虎を十二支では寅と書きますが、これは、宇冠が家を、臼は両手を合わせた象形文字、ハは人を表しています。人が家に居て、両手できちんとわが身を慎んでいるさまです。
虎の家は竹林でしょうか?また、虎は勇往邁進、プライドが高く負けず嫌い、強い信念をもち、才智にたけ、正義感があります。竹を割ったような気性は、ここからきています。
床の間の掛け軸に、虎の図柄で<八方にらみ>というお目出度い図がありますが、
これなんかは、恐ろしい虎に厄除けを頼むということでしょうか?

<虎の子渡し>
虎の子を連れて川を渡るときのような苦しい生計のやりくり算段をすることです。
<虎の子> 虎はこどもを非常に愛するというので、大切にして手元から離さないもの、
秘蔵の金品をいいます。

とうふ屋桂庵にとっての虎の子は、出会いです。
竹おじさんは、12月1日うまれの丑年ですが、虎のような、豪放なかたです。
私は、12月2日に彼とお茶して大好きになりました。
いちど、店を開放して彼とパーティをと願っています。

<うえからも、したからも、とらのこわたし>の年末です。
これだけ、景気がわるくては、お金をはらうひとも、お金をもらうひとも、楽しくありません。景気のよいときは、恐ろしいような、がおーーーーーーーーーという虎が流行ったそうですが、今年は、がおっといって、3本の前歯をみせるような、可愛いあかんぼの虎が流行りです。虎の子は3か月で前歯が3本です。人間の子は一年くらいで、3本かな?

虎の子も人間の子も、あかんぼは可愛いですね。うちの松尾とくさんは、
自分で生きていけないものは神様が可愛くしているのやと申します。
お客様を超えて、縁のあった方の力で、今年一年、生かされてきました。
 
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