どっちから、切るの?

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ブログ
執筆 : 
keian 2009-10-27 10:06
 うちの、松尾とくさんは、まきずしをつくると目方がふえるそうです。
格好よく盛りつけようとすると、<はちけてるのがあかん>とついつい
両端を自分で食べるからだそうです。とくさんのまきずしは明治4年
生まれのおばあさんに教えてもらったもので、お砂糖もお酢もたっぷりですし、お米もまきずし1本に1合くらいの、ずっしりとしています。
お人よせの御馳走メニューです。
 松尾家は豆腐屋でしたので、商売物のおかげで、私は、月給日前の
ピンチメニューでいなりずしをつくってきましたので、とくさんにまきずしをもらうのを、うちの娘たちもお楽しみメニューです。とくさんの
まきずしは、具はしいたけ、かんぴょう、たまごやき、きゅうりと、ピンクのでんぶで、シンプルですが、翌日でもわるくなりません。美味しいです。
あとから、<もうないの?>とリクエスト続出です。

 まきずしを切るときは、真ん中から切って、はしをおさえながら、切っていくと、具合がよさそうです。

 よし子のまきずしは、居酒屋の人気メニューです。
3合のお米で5本つくります。
具がいっぱいです。ほうばるときにぽんぽんのお口にならないので、
ギャルも喜びます。仕出しや、コンビニのまきずしよりも、具が多い分
味付けがやさしいです。5本まいても、全部同じ太さです。同じ重さです。
脱帽です。よし子の息子に、まきずしをみせたら、<俺は、右から
順に切っていく>といってました。剃刀のように、頭が切れるやつで
<おっかあ、売れ残したな>と先の心配をする親孝行です。
 私は、羊羹を切るときのように、左から、切っていきます。
自分に包丁の腕がないことだけは、よく知っていますので、ただ、ゆっくりと切っていきます。自分が食べるときは、初めのひときれだけを切って、あとは、年中節分の丸かぶり方式です。まきずしの端っこが大好きです。

すし屋のぐんちゃんに電話したら、<むかって右>とのこと。
方向音痴の桂子ちゃんは、<むかってとかみから>の言葉で混線して降参します。
懐石の達人は左かな?
 皆様のおたくでは、どうでしょうか?
 
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