しあわせがゆ

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-10-24 12:02
ここのところ、好きでやっているのですが、仕事も家事も手いっぱいであっぷあっぷしてました。
簡単にリフレッシュするためには、ひとりでゆっくりとおひる御飯をたべようと思ったのが、あかんかったわ。

私は弱いくせに度数の高い酒のほうが好きです。水割りが嫌いです。
ジンとトニックウオーターと別割りと称して飲むのが、銀座で覚えていらい好きだったのですが、、ケチって、三ツ矢サイダーで手をぬいたのが、あかんかったわ。メートルは上がっても、目覚めがわるい。勤労意欲にかける。
トニックウオーターの微量成分のキニーネの力っておおきいんやね。

トマトジュースがいいとか、<くわずにねとれ>とかありますが、そこは、とうふ屋桂庵、
自らの経験で二日酔い回復メニューを開発です。

胃の負担を避けるために、滞留時間のかかる油脂をさけます。
水分は多いほうがいいです。
温かいものが、吸収がいいです。
風邪をひいたときと似ているかも?
村上祥子先生のホームページの<鶏胸肉と梅干しのおかゆ>もいいですが、、、

<なに、たべよか>とそればっかり考えていて思い出したのが、、
富島健夫氏の小説<純子の実験>です。青春小説の分野ですが、おませな私は、小学校の時に読んでいました。主人公が、バージン喪失をかけて、20歳くらい年上の小説家をたずねるのですが、二日酔いの相手に、味噌汁仕立てのにらがゆをつくり、そっと卵を半熟にしようかと思案します。うちの娘が高校生の時に<レモン>という雑誌を読んでいて、この作品の別の評価にほおを染めていたことまで思い出しました。
 
ほんとうに、私の特技は料理のことだけなんです。映画でもテレビでも、食べ物がでてくるところだけは忘れません。それにかけて、すべて思い出します。

結局、冷凍庫にあった湯葉ごはんを解凍して、梅干し入りと、味噌仕立てと、二つを並べてみました。さらりとしていながらも、滋味のあるおかゆをお椀に私は幸せになりました。
 
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